第64回全日本大学野球選手権大会は6月14日、神宮で決勝が行われ、早大が3年ぶり5度目の優勝を飾った。29年ぶり2回目の決勝へ駒を進めた流通経大は準優勝だった。
流通経大を頂上決戦へ導いた原動力は155キロ右腕のエース・
生田目翼だ。水戸工高では甲子園とは縁がなく、今回は自身初の全国舞台。城西国際大との2回戦で先発すると、9回途中まで投げて4失点、10奪三振で初戦突破に貢献した。この日の最速は151キロ。ネット裏のNPB12球団スカウトは高く評価したが、試合後に衝撃の展開が待っていた。卒業後の進路希望を問われたときだ。
「練習嫌いなので野球は大学までと思っている。地元へ帰って、公務員になりたい」
ドラフト候補のまさかの発言は波紋を呼んだ。準々決勝の登板はなく、神奈川大との準決勝では2安打完封。再び、進路について聞かれると・・・
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