侍ジャパン大学代表に、代役から主役に躍り出ようとしている左腕がいる。神奈川大のエース・
濱口遥大(3年・三養基)だ。
濱口は今年3月の代表選考合宿に参加したが、いったんはメンバーから漏れていた。
左肩痛で戦列を離れていた駒大のエース左腕・
今永昇太(4年・北筑)が復帰を見越して選出されていたが、今春のリーグ戦で登板できず、代表を辞退。そのため、6月7日に濱口が代わって招集されることが決まった。濱口はそれを素直に喜んだ。
「3月の選考合宿では調子が良くなかったので、(代表入りは)あまり期待していなかった。選んでいただいて、すごくうれしかったです」
招集が決まったとき、今永から濱口に「バタバタさせて申し訳ないけど、頑張れ」と連絡が入ったという。
「自分にそういう連絡をくれたことがうれしかった。今永さんの分まで頑張りたいと思います」

6月21日、東京ガスとの強化試合では2回を無安打3奪三振無失点。チェンジアップを武器に好投を見せて、左の先発候補に名乗りを上げた[写真=桜井ひとし]
濱口の名が全国区となったのは昨春・・・
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