イケメンエースが「HOKKAI」に残した財産
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北海高は作新学院高との決勝翌日[8月22日]に札幌へ戻った。新千歳空港には200人近くのファンが出迎え、主将・大西健斗は準優勝の祝福に笑顔を見せる/写真=小山真司
大会前から評判が高かったかと言えば、決してそうではなかった。甲子園という舞台が、球児を成長させる。1901年創部の北海高は全国最多37度目の出場で今夏、過去最高成績の準優勝を遂げた。2005年、駒大苫小牧高以来となる北海道勢の全国制覇はならなかったが、強烈なインパクトを残した。勝ち上がるたびに、存在感が際立っていったのが主将兼エース・大西健斗(3年)だった。
アイドル顔負けの端正なマスクに各メディアが注目し「イケメンエース」と呼んだ。マウンド上では伝統校らしく「一喜一憂しない」のがポリシー。その象徴が大西で、ピンチを脱した際も冷静沈着だったのは「北海のエース、キャプテンとして落ち着いた雰囲気を見せ、相手を敬う」高い意識から。フェアプレー精神も、脚光を浴びる一因だった。
今夏までは、挫折の連続だった・・・
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