
札幌第一高は今大会5戦47得点と打線が活発で、投手陣も安定感抜群だ/写真=大賀章好
来春のセンバツ甲子園の貴重な資料となる秋季北海道大会が10月2日から8日まで、札幌円山球場と札幌麻生球場で行われ、札幌第一高が2年連続2度目の優勝を飾った。北海道の一般選考枠は「1」となっており、札幌第一高が今春に続くセンバツ切符を当確とさせている。エース左腕・冨樫
颯大(2年)が3試合を完投。一つのヤマ場となった白樺学園高との2回戦は、背番号10の左腕・前田剛志(2年)から冨樫の継投で勝ち上がり、札幌日大高との決勝では前田が146球で完投し、投手層の厚さを見せている。打線も2試合の
コールドを含む5戦47得点と活発。今春のセンバツは初戦敗退だっただけに、まずは全国10地区の優勝校が集う明治神宮大会(11月11日開幕)で力試しといきたいところだ。