
15年春、一部復帰即優勝へ導いた齋藤監督は14年から母校・専大を率いているが、昨秋に続く最下位。2季連続で勝ち点0と苦戦が続いているが、入れ替え戦までに立て直す
「2季連続勝ち点0」で一部二部入れ替え戦へ
専大は長いトンネルに入ったまま、春のリーグ戦を終えた。「出口」を求めて、一部二部入れ替え戦に臨む。
5月18日、中大2回戦に4対7で敗戦。今季の開幕戦から1引き分けを挟んで10連敗。2季連続で勝ち点0でシーズンを終えた齋藤正直監督は、敗因を聞かれ「うーん」と言葉を探してから言った。「谷底に落ちて、上がってこられなかった。春のオープン戦から打撃が不調で、投手、野手陣にも重圧がありましたね」。
専大の持ち味は打力。だが、今季は試合前半に失点を重ね、追う展開となって強みを出し切れなかった。
5月2日、今季4カード目の東洋大2回戦に敗れ、引き分けを挟んで8連敗。この時点で2季連続での一部6位が確定し、昨秋に続き、一部二部入れ替え戦に回ることになった。
一部二部入れ替え戦は6月の大学選手権(5日から11日)終了後に予定されている。6位が決まった日からは約40日後だ。最終カードの中大戦が残っていたが、指揮官は照準を切り替え、選手を鼓舞した。
「入れ替え戦はリーグ戦の延長ではない。まったく別物だ。この40日は・・・
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