
和歌山大は昨秋まで近畿学生リーグで15連覇中だった奈良学園大の牙城を崩し、大学選手権初出場。初戦[2回戦]突破を果たしたが、準々決勝では上武大にコールド負けと全国の洗礼を浴びた/写真=大賀章好
頭脳的な重盗により一度はコールドを阻止
国立大で、環境に恵まれていない。「それがどうした」。そう言わんばかりの快進撃だった。近畿学生リーグでは2009年秋から奈良学園大が15季連続で王座を守り続けていた。
今春、国立の和歌山大がその牙城を崩した。最終節で、勝ち点3で並んでいた奈良学園大に連勝。勝ち点を4に伸ばし、1950年秋の連盟加盟以来、初の優勝を果たした。
さらに初出場した大学選手権でも初戦(2回戦)の岡山商大(中国地区)戦で4対1と初白星を手にし、国立
大勢としては2010年の北大以来となる8強進出を決めた。
準々決勝では上武大(関甲新学生)に4対11で7回コールド敗退。その試合後、大原弘監督は悔しさの中にも手応えを感じていた。
「前の試合(岡山商大戦)と今日の試合の最後のイニングで・・・
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