写真=田中慎一郎 
日本通運は第35回大会(1964年)以来、2回目の黒獅子旗を目指したが、NTT東日本との決勝では、相手の本塁打攻勢に屈している
全力プレーも決勝で惜敗。53年ぶりのVならず
頂点には、またも届かなかった。今夏の都市対抗では53年ぶりとなる日本一に王手をかけながら決勝で敗れた日本通運(さいたま市)。実は、昨秋の日本選手権も準優勝に終わっており、これで社会人野球の2大大会で2季連続、優勝まであと一歩のところで涙をのむ結果となった。その日本通運の躍進は昨シーズンから。藪宏明監督(国学院大)は「6月のJABA北海道大会で久々に優勝。全国大会でも決勝に進出して若いチームが自信を積み重ね、選手たちに堂々とした雰囲気が備わってきました」と振り返る。そんな日本通運のスコアを見るとロースコアの接戦をものにするケースが目立つが、その戦い方を支えているのが・・・
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