
早慶戦での優勝の条件は「連勝」のみだった。慶大は抜群の集中力を発揮して、2014年春以来の優勝を決めた/写真=井田新輔
「崖っ縁」から6連勝で頂点!!
「一つも負けられない中で6連勝。選手たちが、成長してくれた」。就任3年目で7季ぶり35度目のリーグ優勝を果たした慶大・
大久保秀昭監督(元近鉄捕手)は、目を潤ませた。
「勝てば優勝、負ければ明大が優勝」という状況で迎えた10月30日の早大2回戦。慶大は同点の6回一死一、二塁から首位打者を初めてつかんだ清水翔太(4年・桐蔭学園高)の左中間への2点適時三塁打で勝ち越すと、先発した左腕・
佐藤宏樹(1年・大館鳳鳴高)が8回2失点11奪三振と好投し7対2で勝利。9勝3敗1分けで勝ち点を4とし、同4で並んだ明大(8勝3敗)を勝率で上回って優勝を決めた。
10月26日のドラフト会議で東北
楽天から2位指名を受けた四番・
岩見雅紀(4年・比叡山)も涙を見せた。
「泣かないと思っていたけど、泣いてしまった。みんなで・・・
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