
早大は11月11日、東京都西東京市の安部球場で、2019年の新チームをスタートさせた。来年1月1日付で正式就任する小宮山次期監督は、初日から精力的に学生を指導している
新生WASEDAのキーワードは「自覚」と「向上心」
これほど、母校愛が旺盛な野球人もいない。
小宮山悟氏はあこがれたWASEDAのユニフォームを着るため、2年に及ぶ浪人生活を送った。この期間中、猛勉強の合間に図書館で早大野球部の歴史を学び、受験のモチベーションとしてきた。早大では誰よりも努力を重ね、東京六大学リーグで通算20勝をマークし、ドラフト1位で
ロッテに入団。誰よりも探究心があり、抜群の制球力と投球術を武器にMLBでもプレーした。
早大は原点であり、人生そのものだ。伝説の名勝負、1960年秋の「早慶6連戦」でマネジャーだった故・黒須睦男氏が義父。諸先輩との関わりも深く、17年からは野球部OB会・稲門倶楽部の副会長を務めていた。
かねてから母校に恩返ししたいと語り、今回の監督就任要請を・・・
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