
4月6日、高校日本代表候補合宿のケース打撃[紅白戦]で自己最速を6キロ更新する163キロを計測した/写真=石井愛子
高校最速163キロを計測した「令和の新怪物」
東邦高(愛知)の30年ぶり5度目の優勝で平成最後のセンバツ甲子園が閉幕して3日後、高校球界が衝撃に包まれた。5日から高校日本代表第一次候補が参加した「国際大会対策研修合宿」が開催。初日(5日)は「座学」として、国際大会を戦う上での留意点、ドーピング検査等の説明があった。2日目は木製バットの対応など実戦的な練習が行われ、紅白戦に登板した大船渡高・
佐々木朗希(3年)が2イニングで6者連続三振と圧巻の投球を披露。スカウトのスピードガンで、昨秋に計測した自己最速を6キロ更新する163キロ。「高校生最速」とされる2012年の花巻東高・
大谷翔平(現エンゼルス)の160キロを上回った。「春の時点で投げたいと思っていたので、良かったです」と、7日まで中身の濃い3日間を過ごした。「高校生BIG4」と言われる星稜高・
奥川恭伸、横浜高・
及川雅貴、創志学園高・
西純矢と初対面。また、センバツ決勝で完封し、さらに2本塁打を放った東邦高・
石川昂弥ら、全国から選出された有力選手とも交流を深めている。
すでに1週間前の3月31日に「佐々木朗希フィーバー」は始まっていた。大船渡高は27日から関東遠征を行い、佐々木は最終日(31日)の作新学院高(栃木)との練習試合で対外試合初登板。日米18球団46人のスカウトの前で・・・
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