
伏木海陸運送は13安打を放ったが3得点と、力投したルーキー右腕・宮前を援護することができなかった/写真=宮原和也
新人右腕の力投及ばず。延長10回、無念のサヨナラ負け
何年も続けて代表決定戦まで進みながらあと一歩及ばずという戦いが続いていた伏木海陸運送。会社創業75周年で、伏木港は開港120年という節目の年に、8大会ぶり3回目の日本選手権出場を果たした。
従業員300人強の会社の中で野球部は26人、船の積み荷の上げ下ろしを行うなど力仕事が多いため社業での役割も大きい。平日は午前8時から午後4時まで社業に励み、練習は夕方から。大会が近いこともあり午後から練習できる日もあるが企業チームの中では練習時間は長いほうではない。前回出場時の2010年は1回戦が4会場での分散開催、岡崎市民球場でトヨタ自動車に7回
コールド負けを喫し京セラドームにたどり着けなかった。チームとして2003年以来となる京セラドームは現在の選手にとって初めての経験、それでも・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン