
侍ジャパントップチームを率いる監督は1月17日「全日本大学野球連盟監督会」で特別講演した/写真=BBM
「人との出会い」を通じ理想の監督像を追求
全日本大学野球連盟の「令和2年度監督会」の2日目(1月17日)は、侍ジャパントップチーム・
稲葉篤紀監督による特別講演が行われた。
テーマは「人との出会い」。幼少時から現在まで歩んできた野球人生を回顧しながら、指導者として生かされた点を、具体例を挙げて説明した。
小学1年時から少年野球チームに入り、野球最初の衝撃的な出会いは4年時。地元・愛知のバッティングセンターで1学年下の
イチロー(元マリナーズほか)と遭遇している。
「私は100キロで打っていたんですが、彼は120キロのマシンでさらに1、2メートル前。木製バットでしたが、スイングスピードは群を抜いていました。まだまだ、自分には足りないと痛感したシーンでした」
中学時代は技術よりも礼節を学び、グラウンド整備や声出しなど、野球選手として土台となる部分を磨いた。中京高(現中京大中京高)では「甲子園を目指す目標が明確になった」が、あまりの厳しい練習に・・・
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