
1月27日、埼玉県新座市内の立大野球部の智徳寮に入寮した西川[左]と池田[右]は大学生活のスタートで、決意を新たに/写真=佐伯要
神宮に歴史を残す智弁和歌山高コンビ
サヨナラ3ランを打たれた背番号「1」は、マウンド付近でグラウンドに両ヒザをついて泣き崩れた。すぐに背番号「6」が駆け寄り、エースの背中をポンポンとたたきながら「ナイスピッチャー!」と声をかけた。昨夏の甲子園3回戦。智弁和歌山高(和歌山)が星稜高(石川)に延長14回タイブレークの末、1対4でサヨナラ負けを喫したシーンである。
この2人、投手の
池田陽佑と遊撃手の
西川晋太郎がアスリート選抜入試を経て今春、そろって立大に入学する。1月27日に立大体育会野球部「智徳寮」に入寮すると、池田は「新生活が始まるワクワク感と、ここで自分が通用するか、不安がある」と話した。西川は「初めての寮生活に不安もあるけど、自分の力がどこまで通用するか、楽しみ」と・・・
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