
習志野高で昨春のセンバツ準優勝投手の飯塚[左]、また履正社高で同夏の甲子園優勝投手の左腕・清水。近い将来、両輪として期待される
舞台は甲子園から神宮へ。将来性高い投打の4人衆
甲子園優勝投手、侍ジャパン高校代表のリリーフエースと遊撃手、高校屈指の長距離砲。昨年の甲子園を沸かせ、プロも注目した4人が2月5日から早大の練習に合流した。
履正社高(大阪)のエース左腕・
清水大成は、昨夏の甲子園でチームを初の全国制覇に導いた。
「甲子園で優勝したことを変に意識せず、自分ができることを一生懸命やりたい。大学でも日本一を獲れるように頑張りたい」
星稜高(石川)との決勝では、先発して7回途中3失点。ドラフト1位で
ヤクルトに入団した
奥川恭伸と互角に投げ合った。優勝の瞬間はマウンドにいなかったことを「心残りもある」と振り返り、「大学では(日本一になったときに)マウンドに立っていたい」と笑顔を見せた。
プロか社会人へ進むことも考えた時期もあったが、昨春のセンバツ後に「伝統のある早大で4年間、いろいろな面を鍛えたい」と志望先を絞った。最速145キロの直球とカットボール、スライダー、カーブ、チェンジアップで打者を打ち取る。「球速、キレ、マウンドでの存在感。どれをとっても足りない。もうワンランク上げたい」と抱負を語る。
履正社高から早大の野球部に入部するのは、清水が初。「自分の行動や活躍が今後に影響する。しっかり結果を残したい」と表情を引き締めた。高校時代のチームメート・
井上広大がドラフト2位で
阪神に入団したことで・・・
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