
4月5日の臨時理事会では「1試合総当たりのリーグ戦」へ向けて準備を進めることを決めたが、その後の社会情勢で、5月下旬の開幕は断念をせざるを得なかった/写真は4月5日の記者会見
1試合総当たりのリーグ戦。実現への最低条件は2つ
東京六大学野球連盟は5月13日、オンラインによる臨時理事会を開催し、春季リーグ戦の「再延期」を発表した。前日12日、全日本大学野球連盟の臨時理事会で第69回全日本大学野球選手権大会の中止が決定。東京六大学野球連盟では、同大会の開催可否にかかわらず、リーグ戦の開幕へ向けて模索をし続けてきた。
4月5日の同連盟臨時理事会では、5月下旬から6月にかけ「1試合総当たりのリーグ戦」で準備を進めることを確認していた。しかしながら、その後の緊急事態宣言の発令、また、5月末までの延長を受けて、開催を断念せざるを得ない結論に達した。
加盟6校は、いずれも大学内施設を使用しての全体練習を中止。リーグ戦開催には活動再開から約1カ月の期間が必要との判断も含め、選手、関係者の安全、健康が最優先された。
先述のように大学選手権が中止となったが、全日本大学野球連盟は、全国26連盟における春季リーグ戦の運営については、一律での中止要請はしていない。地方自治体や、加盟大学内での万全の感染防止対策を講じた上での開催を認めていた。そこで、東京六大学野球連盟は明治神宮と
ヤクルト球団の了承を得た上で・・・
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