
日本プロ野球選手会・炭谷会長は6月25日、日本高野連・八田会長へ寄付金の目録を渡した[代表撮影]
8、9月にはプロ志望者に「合同練習会」を実施
日本プロ野球選手会(
巨人・
炭谷銀仁朗会長)が高校球児のために一肌脱いだ。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、夏の全国選手権(甲子園)と地方大会が中止となり、各都道府県連盟の主催による独自大会の開催に向けて準備を進めている。この現状を受け、同選手会はこうした取り組みの支援として、日本高野連へ1億円の寄付金を贈呈。15日に発表され、25日に東京ドームで贈呈式が行われ、同選手会・炭谷会長から日本高野連・八田英二会長へ目録が手渡された。炭谷会長は記者会見で最後の夏を迎える3年生に対してエールを送った。その言葉を受けた八田会長はプロアマの垣根を越えた「思い」に心から感謝した。日本高野連は同選手会からの要望を踏まえて、意向に沿う形で今後、分配を検討していくという。なお、八田会長は6月15日、日本高野連を通じてコメントを発表している。
「日本プロ野球選手会からの寄付の申し出をいただき、感謝の念に堪えません。部員たちは独自大会や交流試合へ向けて、日々練習に励んでいますが、あこがれの先輩たちであるプロ野球選手からの寄付に喜びを感じていると思います。私たち、高校野球連盟は部員たちが安心して集大成の場に臨めるよう、大会での感染対策防止などに今回の寄付をありがたく使用させていただきます。本当にありがとうございました」
プロ志望の球児に朗報
高校3年生への「救済策」は進路にも・・・
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