
チェンジアップとシンカーをうまく使いこなす投球術も売りの一つだ
2つの変化球を武器に腕を振り続ける決意
2018年秋、立正大は明治神宮大会で9年ぶり2度目の頂点に立った。環太平洋大との決勝。優勝を決めた瞬間、マウンドに立っていたのが当時2年生の
糸川亮太だった。
「エースに釘宮(
釘宮光希、日本通運)さんがいたので最初から飛ばしていけましたし、調子が悪くても粘り強く投げて試合を作ることができました」。そのころから現在に至るまで、糸川の投球の軸となっているのがチェンジアップとシンカーだ。
「もともとは球種が少なく、緩急をつけたピッチングができなかったので、1年夏から覚え始めたのですが、実戦で使えるようになったのは2年春から。時間はかかったのですが、金剛(
金剛弘樹、元
中日)コーチのアドバイスでベースの真上にボールを落とすイメージで投げるようにしてから空振りも増えました」
チェンジアップとシンカーは球筋が似通っていると言われるが、糸川には独特の考えが・・・
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