
前回覇者・JFE東日本は、この都市対抗が今季初の公式戦だった。16年ぶり出場の三菱自動車倉敷オーシャンズの154キロ右腕・廣畑に1得点に抑え込まれた[写真=佐藤雄彦]
「特別な大会」の開幕試合前回覇者が味わった難しさ
第91回都市対抗野球が11月22日に東京ドームで開幕した。例年は7月に行われているが、今年は東京五輪が予定されていたため当初からこの時期に開かれることが決まっていた。ただ、今年はコロナ禍の影響で日本選手権を含む多くの大会が中止。そんな状況のなか都市対抗は鳴り物を使った大規模な応援を禁止し、観客を上限1万人として1試合ごとに入れ替えるなどさまざまな感染防止対策を徹底したうえで開催へとこぎつけた。
こうして、いつもとは違う状況下で始まった大会だったが、開幕戦は前回大会優勝のJFE東日本(千葉市)が、16年ぶり出場の三菱自動車倉敷オーシャンズに敗退(1対3)し、目標としていた連覇を逃している。
「超攻撃野球」を掲げ、昨夏は日本一の頂点に立ったJFE東日本。今季は「いまをこえろ」をスローガンに連覇を狙ってのスタートとなったが・・・
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