
10月19日、大分県庁で開校記者会見を開いた。左から水戸一真本部長、上市裕史社長、島田誠スーパーアドバイザー、榊原聡一郎監督[写真提供=大分プロ育成野球専門学院]
目的と目標は野球を通じた人材育成
プロを目指す新たな道筋ができる。
「一人でも多く、NPBへの夢を叶えさせてやりたい。ただ、プロに入団するだけではなく、入ってからが勝負。プロで長く活躍することが大事です。一方で、そのステージに立つのは、そう簡単ではない。NPBだけが野球ではありません。この学院で2年、3年をかけて基本をしっかり勉強してもらい、立派な社会人、良い指導者になってほしい思いもあります」
こう熱っぽく語るのは来年4月、大分県別府市をホームタウンとして開校する「大分プロ育成野球専門学院」を、GM兼監督として率いる榊原総一郎氏(元ダイエーほか)だ。
パーソナルジムを手がける株式会社BEZEL(本社・大阪府)が運営。日本野球連盟への会社登録を目指しており、各種大会にも参加する。選手は16歳以上を対象に、NPBを目標とする院生を全国規模で募集し、11月から順次、トライアウト・説明会を開催(12月6日は大阪で面接・説明会、1月24日・大分、同31日・大阪、2月21日・大分)。全体で35人程度を想定しており、育成カリキュラムは2年制、3年制のコースを設け、元NPB関係者らが技術やメンタル面を指導する・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン