早大のアスリート選抜入試で合格した4選手が2月9日、全体練習に合流した。いずれもNPBスカウトが熱視線を注いだ逸材であり、近い将来、ワセダをけん引していくはずだ。 
早大の有力1年生が2月9日、練習に合流した(左から筑陽学園高・中村敢晴内野手、中京大中京高・印出太一捕手、東邦高・吉納翼外野手、山梨学院高・栗田勇雅捕手)
昨秋の覇者・早大に有望1年生が新加入
安部球場ネット裏のシートで、早大・
小宮山悟監督は報道陣に対応しながらも、学生たちの動きをじっと見守った。この日、アスリート選抜入試で合格した1年生4人は主力選手が入るAチームの練習に参加。予定されていた沖縄キャンプへの帯同も決まっていたものの、新型コロナウイルスの感染拡大により中止。東京で調整を重ねていく形となる。
有力新人の練習初日の感想を求められると、小宮山監督はこう言った。
「ケガをしないでくれ! と。動きについては、可もなく不可もなく、です。張り切ってやっていたのは、何より。1週間、様子を見て、そん色ないと判断すれば(Aチームの練習に)そのまま残す。無理なようであれば、のんびりさせる。そこで焦って、ケガだけはさせたくないです」
昨年の春のリーグ戦は再延期による、異例の8月開催だった。1年生・
熊田任洋(東邦高)が遊撃手に抜てきされると・・・
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