
立正大は最終カードを残し、入れ替え戦へ回ることが決定。一丸で乗り越えるしかない[写真=矢野寿明]
技術、精神面を鍛える期間「一部残留」へ立て直し
立正大のスタイルは守備からリズムを作って攻撃につなげる「守り勝つ野球」だ。2018年秋はリーグ制覇、明治神宮大会も9年ぶり2度目の優勝。昨秋は2位と終盤までV争いを展開。しかし、今春は坂田精二郎監督が思い描く戦いができなかった。
旧チームから
糸川亮太(現ENEOS)、渡部勝太(現日本製鉄東海REX)、倉田希(現SUBARU)の右腕三本柱が卒業。リーグ戦経験の浅い投手陣が四球から崩れる試合が目立った。駒大1回戦では打線は10安打で7点を挙げたが、投手陣が計10四死球で自滅。7対8で敗れた。坂田監督は「あまりにも投手が弱い。相手と戦う前に、自分に負けている」と、厳しい表情を見せていた。
思い描いた試合ができないまま、第6週の国学院大2回戦で1対14。2勝8敗となり、最終週を前に6位以下が確定。一部二部入れ替え戦が決まると、坂田監督は言った・・・
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