
日大を指揮する片岡監督(背番号50)は宇都宮学園高、日大、JR東日本でプレーし、同社ではコーチを7年経験。18年4月から母校・日大のコーチ、今年1月に監督に就任した[写真=川口洋邦]
トーナメント意識で「一戦必勝」を貫く10試合
接戦に強くなるためのチームづくりをし、接戦を制して二部優勝、入れ替え戦を制して一部昇格を果たした。それが、この春の日大だった。
昨秋、1勝差で一部昇格を逃したチームをコーチとして見てきて、今年1月から指揮を執る片岡昭吾監督は、就任時「失点を少なくし、取れる場面で、確実に得点する」と堅実な野球を打ち出した。
投打に軸になる選手がいた。152キロ右腕のエース・
赤星優志(4年・日大鶴ケ丘高)は昨秋、優勝の懸かる専大との最終戦に先発し、降板した悔しさを胸にオフを過ごした。主将を任せた遊撃手・
峯村貴希(4年・木更津総合高)は、1年春からレギュラーとして試合に出場してきた自他ともに認めるチームリーダーだ。この2人を中心に、今春から先発マスクをかぶる捕手・
友田佑卓(2年・九州学院高)、一番を打つ中堅手の
中尾勇介(3年・山梨学院高)、下位打線で打率3割を記録した二塁手・菅原裕太(4年・日大藤沢高)のセンターラインが固定され、3試合連続引き分けなど接戦をしのぎながら、最後は・・・
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