国学院大の1年生右腕・坂口は今秋、6試合に先発して5勝(無敗)を挙げて春秋連覇に貢献し、最優秀投手を受賞した[写真=井田新輔]
戦国東都V2に貢献したスーパー1年生右腕
球質が良い。140キロに届かない真っすぐでも、打者は振り遅れ、バットが空を切った。坂口翔颯(1年・報徳学園高)は、スピンの利いたストレートで圧倒できる。今秋は38イニングで36奪三振と、ピンチの場面でこそギアを上げる強弱をつけた投球は、目を見張るものがあった。
国学院大はこの秋、部史上初の春秋連覇を遂げた。1年生右腕・坂口はチーム7勝のうち5勝(無敗、先発6試合)を挙げ、最優秀投手とベストナインを受賞している。リーグ優勝を決めた中大2回戦では、先発で6回途中1失点(10奪三振)と、今季5勝目。この一戦で負ければ6勝4敗の同率で駒大、青学大との優勝決定戦へともつれ込む重圧のかかる大一番。プレッシャーの素振りも見せず、冷静なマウンドさばきを見せた。先発投手としての役目を果たし、ゲームメークしたが、試合後の優勝記者会見では・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン