写真=井沢雄一郎 
1年秋を終えて高校通算50本塁打。主な高校生で1位とされる早実・清宮幸太郎が同時期で22本塁打。「111」の記録更新に期待がかかる
未来を作り、歴史を変える2年生スラッガーのフルスイング
今春、2年生に進級する花巻東の
佐々木麟太郎。1年秋の終了時点で高校通算50本塁打を記録した男の座右の銘は「心持ち」だという。
「野球でも何事でも、心構えが大事。打席に入るときに気持ちで負けたら『勝負あり』だと思っているので、すべての面において、心の持ち方を大事にしています」
1年春の花巻地区予選から出場し、同県大会で4本塁打。夏、秋も放物線を描き続けた。全国デビューとなった昨秋の明治神宮大会でも国学院久我山高(東京)との1回戦でファーストスイングを先制本塁打。広陵高(
広島)との準決勝では同点3ランを放ち、神宮の杜に衝撃を与えた。身につけた技量と「心持ち」が1年生の8カ月間で50本塁打という、驚異的な数字をたたき出したのである。
打撃フォームの原型ができたのは中学2年の冬。
大谷翔平(エンゼルス)の父・徹さんが監督を務める金ケ崎シニアでプレーしていたときだ。「バッティングは伸び伸びやらせていただきました」。その分、自ら考えて取り組んだ。小学校卒業時で170cm70kgほどだったため「体格に恵まれたので、生かさないといけないと考えた」と、長打力のある打者を目指すことにした。1日5食で体重を増量し、難なく100kgを突破。肉体改造と同時に、飛距離を求めて打撃フォームを一から改良した。
「自分はモノマネをするのが好きで、マネるのは大事だと思っているので、いろいろな方を参考にしました。その中で一番しっくりきて飛距離が上がったのが・・・
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