
日体大の150キロ左腕・矢澤は投手、打者としてはクリーンアップとして奮闘したが、リーグ優勝には惜しくも届かなかった[写真=高野徹]
悲願の日本一奪取は秋のシーズンへ持ち越し
投打のリアル二刀流としてドラフト戦線をにぎわす
矢澤宏太(4年・藤嶺藤沢高)を擁し、2020年秋以来の首都大学リーグ優勝を目指した日体大だが、今春は2位に終わった。
開幕ダッシュには成功した。日体大・古城隆利監督が「合宿ではノックで各ポジションに3人ほど配置し、バックホームをノーエラーで10周することに挑戦しました。2時間近くかかりましたが、最後は皆がグッと集中し、やり遂げてくれたんです」と、一体感を持たせてきたチームは勢いそのままに躍動。桜美林大1回戦では三番・投手で先発出場した矢澤が先制打を含む4安打3打点。投げても自己最速に並ぶ150キロを2度マークし、5回を1安打無失点に抑えて7回
コールド勝利。翌日の2回戦も四番・DHで出場した矢澤が前試合から7打数連続となる3安打。さらに「狙っていた変化球を一球で仕留められた」と右翼越えのアーチを放ち、連勝スタートを切った。
4勝&打率.350孤軍奮闘で存在感を発揮
2カード目の1勝1敗で迎えた東海大3回戦で・・・
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