
法大の主将・齊藤は立大1回戦でソロ本塁打。バットでチームを活気づけている[写真=田中慎一郎]
背番号「10」を着ける責任感と影響力
東京六大学の主将が着ける背番号は「10」。チームに与える影響力は大きい。開幕カードで早大に2試合連続で完封負けして勝ち点を落とした法大は、第2週で立大と対戦した。
「ここで負けたら(勝ち点を落としたら)、優勝はなくなる。勝ちにこだわってやっていこう」。主将・
齊藤大輝(4年・横浜高)は仲間を鼓舞して、9月17日の立大1回戦に臨んだ。
5点を先制しながら4点を返され、1点リードで迎えた7回裏の攻撃。一番・二塁の齊藤が、先頭で右打席に入った。その初球。立大の三番手で、左腕・
宮海土(4年・国学院栃木高)の125キロの内角へのスライダーをフルスイング。打球は左翼席に飛び込む、ソロ本塁打となった。
貴重な追加点を挙げた法大は、6対4で勝利した。加藤重雄監督は今季初勝利に安堵の表情を見せた。
「嫌な展開になったが・・・
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