
高校通算30本塁打。豪快なフルスイングが持ち味で、今秋は5本塁打を放ち、リーグ記録を更新した[写真=牛島寿人]
圧巻のパワーでシーズン本塁打記録を更新
「期待の下級生」という言葉だけでは到底、収まり切らない。大商大の2年生スラッガー・
渡部聖弥が、今秋のリーグ戦で5本塁打をマーク。大商大OBの
佐伯貴弘氏(元横浜ほか)らの持つリーグ記録を塗り替え、シーズン個人最多本塁打を更新した。
広陵高では人間力を重視する中井哲之監督の指導の下、選手としても人格も大きく成長。しかし、3年夏は新型コロナウイルスの影響で、79年ぶりに地方大会と甲子園大会が中止となり、日本一を目指すことができなかった。中井監督の出身校である大商大へ進学した理由は明確。大学日本一への思いは強かった。
「関西ですごく強いと聞いていて、行きたいと思っていました。高校のときに甲子園もなくなってしまって、日本一も叶わなかったので、大学では自分が活躍して日本一になりたいと思って来ました」
関西屈指の戦力層の中で1年春からレギュラーをつかむと・・・
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