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2023センバツ候補校

広陵高(広島)が目指す20年ぶりの紫紺の大旗

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名将・中井監督[右端]が指揮する広陵高は、高校通算49本塁打でプロ注目のスラッガー・真鍋[右から4人目]を擁する[写真=菅原淳]


明治神宮大会2年連続準優勝の意味


　昨秋は中国大会を2年連続で制し、明治神宮大会でも2年連続準優勝と好成績を収めた広陵高(広島)。その原動力となったのは、夏の屈辱だ。センバツ出場(2回戦敗退)を経て、全国制覇を狙った昨夏の広島大会3回戦で、英数学館高に1対2で敗退した。中井哲之監督は「悔しくて、悔しくて、3年生に申し訳なかった」と振り返る。エース右腕・高尾響(2年)も「夏は気の緩みがあった」と反省を口にするが、その一方で・・・

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