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東都大学野球連盟

東都大学野球2023秋季リーグ戦 一球一打にかけた真剣勝負。9月2、3、4日に熱戦展開

 

5月29日、東都大学野球連盟は秋季リーグ一部の開幕カードを、愛媛県松山市の「坊っちゃんスタジアム」で行うと発表した[写真=山田次郎]


2023秋の開幕カードは「野球王国・愛媛」で地方開催


 東都大学野球連盟は5月29日、愛媛県庁内で記者発表を行った。「令和5年度プレミアムユニバーシティズ22秋季リーグ戦開幕戦in松山」を9月2、3、4日と愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムで開催する。

「こんな盛大に集まっていただくとは思っていませんでしたので、とても感動しています」

 今年3月に就任した同連盟・樋越勉理事長(東農大北海道オホーツク、東農大元監督)は感慨深げな表情で第一声を語った。樋越理事長の両脇には中村時広・愛媛県知事と野志克仁・松山市長が並んだ。また、阪神の伝説の強打者・景浦将氏の甥・景浦隆男氏(中大OB)ら春季リーグ戦一部6校の校友会代表が着席。さらに、世話人には松山商高監督として1996年夏に全国制覇へ導いた澤田勝彦氏(駒大OB)の名もあった。

 こうした顔ぶれを見ても、野球王国・愛媛がいかに、東都大学リーグの地方開催を待ち望んでいたかが分かる。同連盟では22年春に大分、同秋は福島で開幕カードの地方開催を実施した。

 県では18年度から5年間「えひめ愛・野球博」の事業を展開。昨年のプロ野球オールスターゲーム誘致などに尽力してきた中村知事の喜びもひとしお。1931年の連盟創設以来初の四国開催に際し「最初は春の開幕戦を依頼し、一時は難しいと思っていましたが、思いを受け止めてくださって感謝している。強豪ひしめく東都リーグなので、県内野球関係者に刺激を与えてくれるものと期待しています」とメッセージを寄せた。

球場では多くのイベント開催


 また、開催地の野志・松山市長も「私どもは選手、観客を万全の態勢で受け入れる準備を重ねてまいります。9月初旬は小、中学生チームもスタート段階だと思うので、できるだけ、声をかけていきたい」と全面協力を約束している。

 過去2度の地方開催と同様に「野球人口拡大・青少年育成・経済効果」の3本柱を掲げている。試合会場では大学入試説明会、中学生を対象としたスピードガンコンテスト、ベースランニング競争など、イベント形式で盛り上げていく形になっている。

 加えて各校応援団もスタンドを彩る予定。亜大應援指導部・川口学部長は「我が校は福島県開催時と同じく、吹奏楽団を交えた最大規模で駆けつけます。神宮球場には来られない卒業生の皆さんも、一体感を持って応援していただければ」と話した。

 亜大時代に旧・松山市営球場で春季キャンプを経験した東都大学野球連盟事務局・西村忠之氏はエピソードも交え、開幕戦への決意を述べる。

「あの当時、四国の皆さんの野球に対する熱さは肌で味わいましたし、四国地区出身の選手も、各校で主力を張っていました。最近は四国出身の学生の数は減少していますが、私たちも微力ではありますが、四国の野球復活のお手伝いができれば」

 一部6校の実力は拮抗している。東都の熱戦が野球王国復活への礎となるはずだ。(取材・文=寺下友徳)
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