
全日本野球協会・山中会長は「野球の魅力を全世界に発信できた」と、WBCの世界的な盛り上がりも今回の競技復帰を後押ししたと見ている
国際オリンピック委員会(以下、IOC)は10月16日、インドのムンバイにて総会を開き、2028年ロサンゼルス五輪の大会組織委員会から追加競技として提案された、野球・ソフトボール、クリケット、フラッグフットボール、ラクロス、スカッシュの5競技を承認した。野球・ソフトボールは21年東京五輪以来、2大会ぶりの復帰となる。
オリンピックにおける野球史をひも解くと、古くは公開競技として実施された1904年セントルイス五輪までさかのぼる。正式種目となったのは92年バルセロナ五輪。ここから5大会連続で実施されたが、世界的な普及度の低さなどを理由に、2012年ロンドン五輪、16年リオデジャネイロ五輪では実施されなかった。自国開催の21年東京五輪では、開催都市が種目を提案できる追加競技として3大会ぶりに実施。見事、金メダルを獲得している。
この決定を受けて全日本野球協会は東京都内で会見を開き、山中正竹会長は「世界の野球・ソフトボール関係者が復帰に向けて精力的な活動を続けてきた努力がここに実を結びました。大変うれしく思います」と安どの表情を見せた・・・
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