
慶大の主将・廣瀬は2年時の同大会決勝で、中央学院大に惜敗し、大学4冠を逃した。2年後、青学大の史上6度目[5校目]の偉業を阻止した[写真=田中慎一郎]
「大学4冠」を阻止した結束力
大学の部は慶大が決勝で青学大を2対0で下し、4年ぶり5度目の優勝。堀井哲也監督は場内インタビューで4年生に対し「本当によく頑張ってくれた。おめでとうございます」と声をかけた。新チームが発足した当初を振り返り、
廣瀬隆太主将(4年・慶應義塾高)は「経験の少ない選手が主体となったので、日本一になれるとは思わなかった」と心情を明かしている。今春は3位だったが「その悔しさと危機感があって投打ともにガラッと変わり、リーグのほかの5大学よりも自分たちが成長した実感があった」と明かす。
堀井監督も「春に粘りきって勝ち点3を挙げたことが秋につながった。7月上旬には4年生が自発的に話し合ってそれぞれの役割を決めたのですが・・・
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