
昨年11月の明治神宮大会では豊川高との初戦[準々決勝]で敗退も、課題を高知へと持ち帰った[写真=矢野寿明]
投手を中心に守り勝つのが、高知高の持ち味だ。重責を担うことになる投手陣で、2本柱となるのが昨年の春のセンバツでも活躍した辻井翔大(3年)と平悠真(3年)だ。昨秋は先発の辻井がゲームメークし、リリーフの平が試合を締める勝利の方程式で、明徳義塾高との高知大会準決勝では2回途中からロングリリーフした平が、無失点の好投で逆転勝利。高知商高との決勝では先発の辻井が8回まで12奪三振で無失点に抑えると、9回は平がゼロを刻んで完封リレーを披露した。
四国大会も3試合すべてを辻井から平へつなぐ必勝パターンで勝ち上がり、2年ぶり8度目の優勝。大会通算で辻井は12回を投げて防御率0.75。平は明徳義塾高との再戦となった準決勝で3回からリリーフし、7イニングを無失点と、またも逆転勝利の立役者となった。両右腕のリードを任されているのが、新チーム結成後に捕手へコンバートされた片井翔太(2年)だ。キャリアは浅いが、濵口佳久監督が・・・
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