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第78回JABA東京スポニチ大会

粘りが真骨頂のニチダイ「CHANGE」を前面に躍進 東京での3試合で感じた「全国切符」への手応え

 

ニチダイの主将・丹羽はJABAスポニチ大会の予選リーグ3試合で、11打数5安打、3打点と結果を残した[写真=菅原淳]


 ニチダイは精密鍛造金型や自動車をはじめとした精密部品などの開発、製造、販売を業務としており、野球部は1997年創部。京都府の京田辺市を本拠地とし、強豪ひしめく近畿地区から都市対抗は出場2回。日本選手権には4回の出場を誇る。

 都市対抗は2013年、日本選手権は14年以来、本大会の出場が途絶えている。22年シーズンからチームの指揮を執る山口篤史監督(日大)は今季を迎えるにあたって選手たちに「言い訳はやめよう」と声を掛けた。「ウチの選手は朝の6時半から昼の15時15分までフルタイムで働いていて、それからグラウンドに出てくるのでどうしても練習時間が短くなってしまうんです。でも『仕事があって……と言うのはもうやめよう』と」。

 主将・丹羽美颯輝(東海大)は・・・

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