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SAGA2024国民スポーツ大会

明徳義塾高が10年ぶり2度目V スキのない野球で“秋日本一”

 

明徳義塾高は3試合を勝ち上がり、秋の頂点に立った[写真=上野弘明]


小松大谷高・西川は気迫の先発3連投


 SAGA2024国民スポーツ大会の硬式野球の部が10月6日から9日まで、さがみどりの森球場で行われ、明徳義塾高が10年ぶり2度目の優勝を飾った。1回戦では今夏の甲子園で93年ぶりの8強へ進出した大社高の左腕・馬庭優太(3年)を攻略した。準決勝では夏の優勝校・京都国際高を相手に、左腕・池崎安侍朗(2年)が10回2失点完投勝利。決勝では左腕・内山瑠唯(3年)が1失点で完投した。1対1の7回裏、二死満塁からの押し出しで勝ち越すと、次打者の適時打でリードを2点に広げた。

今夏の甲子園で93年ぶりの8強へ導いた大社高・馬庭は、明徳義塾高との1回戦を、6回途中7失点で降板。卒業後は大学進学し、4年後のプロを目指す[写真=上野弘明]


 準優勝・小松大谷高は1回戦で開催県の有田工高を下すと、準決勝では右腕エース・西川大智(3年)が甲子園準優勝・関東第一高に1失点完投。前日からの連投となった明徳義塾高との決勝で力尽きたが、先発した1回戦を含めて、22回1/3を投げた。なお、今夏の甲子園で旋風を起こした大社高のエース・馬庭は1回戦を6回途中7失点で降板。試合後は、あらためて大学進学を表明した。

小松大谷高は健闘及ばず準優勝。決勝ではエース・西川が3失点完投した[写真=上野弘明]


◇SAGA2024国民スポーツ大会結果

※丸数字は延長回数

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