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秋季千葉県大会

拓大紅陵高出身対決は後輩に軍配 千葉黎明高が初優勝! 亡き恩師から学んだ教えを実践

 

千葉県大会決勝で対戦した拓大紅陵高・坂巻監督[左]と千葉黎明高・中野監督は健闘をたたえ合った[写真=松井裕一]


 秋季千葉県大会は10月7日に決勝が行われ、千葉黎明高が拓大紅陵高を8対7で破り、初優勝を飾った。両校は同月26日から神奈川県内で開催される関東大会に出場する。

 決勝当日は両校の吹奏楽部とチアリーダーも応援に駆け付け、拓大紅陵高の応援席からは名物応援歌「チャンス紅陵」をはじめ、オリジナル曲が次々と演奏された。一方の千葉黎明高は、社会人でもプレーをした中野大地監督の提案による、都市対抗でおなじみの応援曲が流れ、選手たちの背中を後押しした。

 拓大紅陵高の吹奏楽部で30年以上、応援曲を作り続ける吹田正人顧問は「いろいろな思いがあります」と応援席から特別な思いで見つめた。指揮を執った拓大紅陵高・坂巻展行監督、千葉黎明高・中野監督はともに拓大紅陵高出身。同校で2014年夏まで33年間監督を務め、1992年夏の準優勝を含めて春夏計9回甲子園に導き、16〜17年にはU-18高校日本代表監督を務めた故・小枝守さんの教え子同士の対戦だった。

 坂巻監督は同校が甲子園に初出場した84年春と連続出場の同夏に主将を務め・・・

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