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侍ジャパン社会人 日本代表候補選手強化合宿

日の丸を目指して精鋭39人がサバイバル 目指すは2026年アジア競技大会での金メダル

 

社会人日本代表を指揮する川口監督[右端]は、練習試合をベンチで見守った[写真=桜井ひとし]


 侍ジャパン社会人日本代表候補選手強化合宿が10月4日から3日間、東京都八王子市内の「セガサミー野球場」で行われた。2026年9月、愛知・名古屋で開催される「第20回アジア競技大会」に向けた合宿である。

 2日目はエイジェック、3日目はセガサミーと練習試合を開催した。7日は「エイジェックスポーツ科学総合センター」で各種データ測定を行っている。5日の練習試合ではNTT西日本・伊原陵人が2回、トヨタ自動車・渕上佳輝が1回をパーフェクトに抑えた。打線は三菱重工East・山中稜真、日本通運・添田真海が本塁打。6日の練習試合では2024年のドラフト候補である日鉄ステンレス・江原雅裕が2回1/3を打者7人、完全に封じた。大阪ガス・清水聖也と西濃運輸・城野達哉がそれぞれ2安打をマークした。

 社会人日本代表は日本野球連盟のアスリート委員会により編成。今回の合宿メンバーは、全日本野球協会のプロスペクトリストに加え、9月に開催された第5回WBSC U-23ワールドカップ(中国)、24年度のJABA公式大会の情報を基にリストアップされた約100人から選考された39人である。台湾で行われるアジア・ウインター・ベースボールリーグ(11月23日〜12月15日)にも候補選手を派遣予定だ。

■侍ジャパン社会人日本代表候補選手強化合宿参加一覧
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