東海大札幌高は5試合を勝ち上がり、10年ぶりの頂点に立った[写真=川口洋邦]
来春のセンバツ高校野球大会の重要な資料となる秋季北海道大会は10月16日から24日まで
大和ハウスプレミストドームで行われ、東海大札幌高が前身の東海大四高以来、10年ぶり6度目の優勝を遂げた。
今秋から東海大札幌高を指揮するのは、昨春からコーチとして指導に当たってきた遠藤愛義監督だ。母校・東海大相模高では門馬敬治監督(現・創志学園高監督)の下で学び、東海大菅生高を通じて指導実績が豊富だ。
北海高との東海大札幌は4回裏一死二塁から、四番・
太田勝馬(2年)の2ランで先制した。投げては継投で2点リードを逃げ切っている。北海道地区のセンバツ一般選考枠は「1」であり、春準優勝を遂げた15年以来の出場を当確としている。
◇秋季北海道大会結果 秋季東海大会は10月19、20、26、27日に静岡・草薙球場などで行われ、大垣日大高が14年ぶり3度目の優勝を遂げた。常葉大菊川高との決勝は両チームで計23安打の打撃戦を制した。昨年末まで率いた阪口慶三前監督の後任として、高橋正明監督(前副部長)が指揮している。
東海大会は岐阜1位の大垣日大高が静岡1位の常葉大菊川高を下し優勝[写真=福地和男]
東海地区の一般選考枠は3。準優勝の常葉大菊川高は有力で、残る1枠は準決勝敗退校である至学館高と岐阜第一高による比較検討が予想される。
常葉大菊川高は東海大会準優勝。同地区のセンバツ一般選考枠は「3」であり、2年ぶりの出場は有力だ[写真=福地和男]
◇秋季東海大会結果 丸数字は延長、コールド回数