
キャッチボール一つを取ってもセンスを感じる。投手育成に長けた桐蔭横浜大で成長の日々を過ごす
一足先にプロ入りした同学年の選手たちをライバルに掲げ、大学4年間で腕を磨く。神奈川大学一部リーグに所属する桐蔭横浜大に有望新人が加入した。昨秋のドラフトで
ソフトバンクから育成1位指名を受けながら、入団を辞退した最速145キロ右腕の古川遼である。「高校時代は頼りないエースだったので、完璧に信頼できる存在になりたい」と語った。
人生の岐路となる激動の40日だった。日本学園高のエースを担った古川はプロ志望届を提出。甲子園出場の夢はかなわなかったが、粗削りながら190cmの長身から最速145キロをマークする「ダイヤの原石」としてドラフト候補に挙がっていた。
迎えた10月24日のドラフト当日は支配下で名は呼ばれず、ソフトバンクから育成1位指名を受けた。その後は・・・
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