
10年ぶりの関西対決となった決勝は神戸弘陵高が逃げ切り5度目の頂点に[写真=菅原淳]
女子球界の球春を告げる、第26回全国高校女子硬式野球選抜大会(以下、選抜)は、3月17日に埼玉県加須市ほかで開幕し、4月6日に東京ドームで決勝を迎えた。昨年より1チーム増え史上最多55チームが参加した今大会を勝ち上がってきたのは、2連覇中で5度目の優勝を狙う神戸弘陵高と、8年ぶり2度目の優勝を狙う履正社高だ。結果、5対1で勝利した神戸弘陵高が3連覇を果たした。
神戸弘陵高は1回表、一番・矢島莉々果(3年)が四球で出塁すると、相手失策などで2点を先制。3回一死三塁で三番・山本詠(3年)のスクイズ失敗で無得点となり4回に1点を返されるも、6回表、一死三塁で再び打席に立った山本が今度は適時打を放つなど、4安打を浴びせ3点を追加し試合を決めた。投げては阿部さくら(3年)が連打を許さず8奪三振と圧巻の投球で相手打線を封じ込めた。
履正社高は・・・
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