週刊ベースボールONLINE

第66回JABA長野大会

東京ガス3大会ぶり4度目の優勝 ルーキー・藤澤涼介がMVP 昨夏の都市対抗の屈辱果たすV

  0

東京ガス・楠は三菱重工Eastとの決勝で先制2ラン。打率.533で最高打撃賞を受賞[写真=矢野寿明]


 第66回JABA長野大会は4月23日から27日まで、長野オリンピックスタジアムと佐久総合運動公園野球場で行われた。決勝は東京ガスが昨年の都市対抗覇者・三菱重工Eastを6対3で下して、3大会ぶり4度目の優勝を果たした。東京ガスは、10月28日に開幕する第50回社会人日本選手権における、4大会連続14回目の出場権を得ている。

 東京ガスは予選リーグを2勝1分けの1位通過。七十七銀行との準決勝では1回表、北本一樹(明大)の先頭打者本塁打、4回表には四番・内海貴斗(法大)の3ランなど15安打と打線が爆発し、7回コールド。投げてはベテランエース・臼井浩(中央学院大)が7回2安打1失点と安定感ある投球を見せた。

 決勝は昨年の都市対抗準決勝で惜敗した三菱重工Eastとの顔合わせ。東京ガスは1回裏、楠研次郎(富士大)の2ランで先制すると、なおも、新人・藤澤涼介(横浜国大)の2ランが飛び出し主導権を握った。中盤に反撃に遭うも、5投手の継投でリードを守り切った。最優秀選手賞は藤澤、最高打撃賞は楠が打率.533で受賞した。なお、敢闘賞は三菱重工East・小柳卓也(日体大)が選ばれた。

三菱重工Eastの四番・小柳は21打数11安打、2本塁打6打点で敢闘賞を受賞した[写真=牛島寿人]


◆第66回JABA長野大会結果

この記事はいかがでしたか?

アマチュア野球情報最前線

アマチュア野球情報最前線

アマチュア野球取材班、ベースボールライターによる、高校・大学・社会人野球の読み物。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング