
王子は一番・二塁の前田がシュアな打撃で首位打者賞を受賞。打線を活気づけた[写真=牛島寿人]
第77回JABA九州大会は5月7日から12日まで北九州市民球場とオーヴィジョンスタジアム下関で行われた。決勝は王子が日本通運に2対1で逃げ切り、初優勝を遂げた。王子は10月28日に開幕する第50回社会人日本選手権大会に、2大会連続16回目の出場を決めた。
日本通運との決勝で1失点完投勝利を挙げたのは今季、矢場とんブースターズから加入した九谷瑠(大阪大谷大)である。1回表に先制されて以降は無失点に抑えた。初回以外は複数安打を許さず、強力打線を5安打に抑え、7奪三振と要所を締めた。九谷はENEOSとの予選リーグ第2戦で先発して5回3失点。6四死球と制球を乱す場面が見られたが、中3日で修正してきた。決勝で打線は1点を追う3回裏に追いつくと、8回裏二死一、三塁から四番・宝島史貴(愛知学院大)の左前適時打で勝ち越しに成功。なお、一番・二塁の前田滉平(駒大)が打率.529で首位打者賞と打線をけん引した。
準優勝の日本通運は入社2年目の本格派右腕・
冨士隼斗(平成国際大)が敢闘賞を受賞。先発した予選リーグで勝利投手となり、王子との決勝も7回途中1失点と力投した。

日本通運の2年目右腕・冨士隼斗は敢闘賞。先発で実績を残してきている[写真=福地和男]
◆第77回JABA九州大会結果