
慶大の151キロ左腕・渡辺は1回戦を先発で勝利投手[7回1失点]。優勝に王手をかけた2回戦は1点リードの9回に救援も、サヨナラ負け。あとがない3連投の3回戦は8回無失点で、今季7勝目。優勝投手は神宮の杜を舞った[写真=矢野寿明]
長い
トンネルをついに抜け出した。今春の東京六大学リーグは、3季連続5位に低迷していた慶大が、2023年秋以来5季ぶりの天皇杯奪還。最終カードの早慶戦で勝ち点を落とせば明大の逆転Vが決まる大一番を2勝1敗で制し、勝ち点5の完全Vで41度目の頂点を決めた。
優勝の立役者は早慶戦で3連投のマウンドに立ったエース左腕・
渡辺和大(4年・高松商高)。1回戦に先発して7回1失点で先勝すると、優勝に王手をかけた2回戦は1点リードの最終回のマウンドを託されるも、3安打を浴びてサヨナラ負け。2万9500人の観衆が詰めかけた令和初の天覧試合で負け投手になったショックは計り知れないものだった。
「打たれた直後は次があるので感情を抑えていましたが、一度感情をすべて出そうと、朝の7時ごろトイレの個室で思い切り泣いて、気持ちを切り替えることができました」
3連投の3回戦は・・・
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