
北九州市立大は花園大との1回戦を1点差勝利。持ち味の粘り強さを発揮した[写真=菅原淳]
九州六大学野球連盟に所属する公立の北九州市立大にとって、「反骨心」の言葉は大きな推進力となっている。主将でエースの山下薫輝(4年・鹿児島玉龍高)は言うのだ。
「九州の中では、絶対に『私立大には負けたくない』と思ってやっています。勝つこともそうですけど、良い試合をして『公立大でもできるんだぞ』というところを見せたい」
授業の兼ね合いもあって、100人ほどの部員が集まる全体練習は、早朝7時半からのわずかな時間に限られている。野球部寮はない。一人暮らしの選手が多く、それぞれがアルバイトをして遠征費用なども工面するのだが、山下は週に数回の障害者スポーツ施設でのアルバイトをしながら野球と向き合っている。
「寮がないなりのメリットもあって、例えば・・・
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