
3年春になって大きく飛躍。投手育成に定評のある国学院大で成長を続けている[写真=矢野寿明]
7月に開催された第1回ワールドカレッジベースボールチャンピオンシップ(WCBC)で、3年生・
藤本士生は侍ジャパン大学代表に選出。大会では1試合で先発を果たしながら、計3試合に登板。初代王者に輝いたチームジャパンの大きな戦力となった。3年生ながら、大会直前合宿でも貴重な左腕としてしっかりとアピールしていたが、その期間では黙々とトレーニングに励む藤本の姿を目の当たりにしたものだ。
「ケガをしてから変わりましたね」
腰痛のためにリーグ戦にすら登板できなかったのは昨年、2年秋のことである。故障を克服してからの藤本は、トレーニングへの意識や投球の精度の変化を感じ取っていった。
3年生になると、球速のアベレージが上がった。自身の成長を「一番は真っすぐが良くなったところ」と言うように、昨年よりも明らかにストレートの質が変わったことを実感する。藤本が言葉を紡ぐ。
「かなり球速のアベレージが上がって、効率よくというか、少ない力でもいい球が投げられるようになった」
トレーニングや投球フォームを改善することで「末端で操作せずに体の中心で投げられるようになった」とも言う。130キロ台もあったストレートは、今年に入ってから140キロを切らないようになった。
「いずれは・・・
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