
花巻東は天理との決勝に5対0で勝利し初優勝。マウンド付近で喜びを爆発させた[写真=藤井勝治]
第80回国民スポーツ大会の高等学校野球競技(硬式の部)が10月3日から6日まで、弘前市運動公園野球場で行われた。今夏の甲子園に5季連続で出場し、8強進出を遂げた花巻東が初優勝した。岩手勢の優勝は第7回大会(1952年)を制した盛岡商以来、74年ぶりの快挙だった。

昨年の国スポから導入された7イニング制が今年も2年連続で採用された。試合後は両チームが集合写真に納まった[写真=藤井勝治]
有明との1回戦を右腕・菅原駿(2年)と左腕エース・
萬谷堅心(3年)による完封リレーで制すと、横浜との準決勝では延長8回タイブレークで勝利。8回表途中から救援した
織田翔希(3年)を攻略。
赤間史弥(3年)、主将・
古城大翔(3年)の適時打で計3点を奪った。今夏の甲子園準々決勝で完封された相手エースにリベンジしている。天理との決勝では2回、4回、6回と小刻みに得点を重ね、主導権を握る。投げては菅原が4回無安打に抑えると、萬谷も3回無失点で締めた。花巻東は「岩手から日本一」をモットーとして活動しているが、ついに実現。次なる挑戦は、悲願の甲子園優勝である。
■第80回国民スポーツ大会・高等学校硬式野球結果 
※丸数字は延長回数