
巨人と仮契約を結んだ埼玉武蔵・加藤[中央]。「独立リーグ出身選手の目標になりたい」と意気込む
巨人から育成ドラフト2位指名を受けた埼玉武蔵の外野手・
加藤壮太(中京高)が11月16日、熊谷市のホテルで仮契約を結んだ。支度金200万円、年俸240万円(金額は推定)で背番号は「006」に決まった。
「ここがスタートライン。まだ育成の立場なので、1日も早く支配下になりたい。“足”が売りだが打撃を磨いて、将来は(
阪神の)糸井(
糸井嘉男)選手のようになりたい」
高卒入団から3年目に花開いた。188センチ89キロの大型外野手。50メートルを5秒8で駆け抜ける俊足を生かした守備範囲の広さが特長だったが、今季は打撃で飛躍的な成長を遂げた。打率.310、7本塁打、29盗塁の数字を残した。
巨人の
野間口貴彦担当スカウトは「昨年は打撃に課題が多かったが、今年に入ってウエート・トレーニングをするなど自分で考えた練習の結果、打撃で成長を感じ、推すことができる要素がそろった」と指名に至った評価ポイントを説明した。
「1年でも早くNPBに行きたかった・・・
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