
『すだち大使』を交えてカメラに収まる徳島・岡本監督[左から3人目]、香川・近藤監督[写真左]
予報では「夕方まで残る」と言われていた雨が、早く上がった。試合開始30分前には、雲間から青空が広がり始めている。
3月26日、四国リーグの2022年シーズンが幕を開けた。デーゲームで開催予定の愛媛対高知前期1回戦(宇和島市)が雨で中止となったため、ナイトゲームで行われる徳島対香川前期1回戦(徳島市)が最初の公式戦となる。
開幕セレモニーでは『すだち大使』の古川舞佳さんと、県のマ
スコット『すだちくん』が両チームの監督に徳島県産のすだちを贈呈した。徳島出身のシンガー・ソングライター、皆谷尚美さんが国歌を斉唱し、四国放送ラジオが試合を生中継する。華やかな雰囲気の中、午後6時2分にプレーボールが掛かった。
徳島の先発・
中山晶量(明大)は、ほかの投手たちに「初回からクローザー(のつもり)で行くよ」と告げてマウンドに登っていた。
「持つところまで全力で行くから。5回くらいから準備しといてな!」
立ち上がりから全力投球だ。ストレートでカウントを稼ぎ・・・
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