週刊ベースボールONLINE

日本独立リーグWatch

徳島、歓喜なき後期優勝/四国ILリポート

 

表彰を受ける徳島・岡本哲司監督[左]、武岡大聖主将[中]、丹治崇人捕手[右]


 最終回、愛媛の打者が遊撃への併殺打に倒れた。本来であれば、ベンチから飛び出してきた選手たちとともに、マウンド付近に大きな歓喜の輪ができていたはずだろう。

 だが、徳島の選手たちは、それをしなかった――。

 首位徳島と2位愛媛とのゲーム差は1.5。2強が残すのは、あと直接対決2試合のみとなった。9月17日、後期9回戦(徳島市)に徳島が勝つか引き分ければ優勝が決まる。愛媛も2連勝すれば逆転優勝となる。

 徳島・白川恵翔(池田高)、愛媛・玉置隼翔(和歌山東高)両先発の投手戦は、4回表に試合が動いた。五番・堀川優斗(今治精華高)の適時中前打により愛媛が先制する。

 しかし6回裏、徳島は二死満塁のチャンスに四番・丹治崇人(名古屋商科大)が左前へ2点適時打を放ち・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

日本独立リーグWatch

日本独立リーグWatch

独立リーグ(BCL、四国IL)の今を毎週お届け!

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング