
四国の誇りを胸に冨田は新天地へ[写真=山田次郎]
ドラフト指名が続く画面を見つめながら、香川・冨田慎太郎の心の中で相反する感情が交錯し合う。
「ああ、もうないかな……。いや、最後まで分からん……」
この場で名前を呼んでもらう。そのためだけに1年間、懸けてきた。それが断たれてしまったことの悔しさ、無念さを想像すれば、誰も慰めの言葉など掛けられなかった。
2022年が始まってからドラフト会議当日まで、不安で不安で仕方がなかったのだという。練習中はそれを感じない。試合になれば結果を出そう、チームのために頑張ろう! と目の前のプレーに集中できる。
だが・・・
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