重圧をものともせず臨んだ開幕戦、制球面での進化も見せて好投。周囲の高い評価と叱咤激励に応える。 リポート=高田博史 
楽しみながら投げる徳島・白川に岡本監督からの評価も高まっている[写真=佐藤友美]
3度目の開幕投手
たとえそれが3度目であろうと、2年連続であろうと、開幕投手を務めることの緊張感は変わらない。勝つための準備はちゃんと積んできた。のしかかる重圧を振り払おうともせず、徳島・
白川恵翔(池田高)は、今シーズン最初となるプレーボールの瞬間を待っていた。
「相変わらず緊張するし。まあ、楽しんでというか。もう、いつもどおり」
昨シーズンの開幕戦(2023年3月25日)も、同じむつみスタジアムで高知と対戦している。5回を投げ無失点。打者20人に対し、被安打2、10奪三振、2四球。74球を投げ、勝利投手となった。
ファンが待ちに待った開幕戦が始まった。初回、昨季の首位打者である一番・
坂口大輔(ジェイプロジェクト)に左前打を許す。だが、続く2人をストレートで連続三振に取るなど、1回を無失点でしのいだ。
2回を三者凡退に、3回表二死から再び坂口に右翼線三塁打を許したが・・・
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